BULA!!


こんにちは。


サチャパットです🇫🇯。


今日は、私たちの旅の最終編となる経験編です。


今回の旅では、貴重な経験を沢山しました。



フィジーってなんとなく

聞いたことあるし海が綺麗で楽しそう、

成田から直行便もあるしなぁ~という程度で

フィジーを新婚旅行の地と決めました。


とは言いつつせっかく行くなら、

その国について知りたいと思い、

永崎祐麻さんという方の

『世界でいちばん幸せな国フィジーの

世界でいちばん非常識な幸福論』という本で

フィジーの人々の価値観や文化について知りました。


https://www.amazon.co.jp/世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論-永崎裕麻/dp/4902097982



これがすごく面白くて!

この本を読んだだけでフィジーに愛着が湧き、

ぜひフィジーという国、そこに住む人々を

自分の目で見て、自分の肌で感じたいという思いを強くしました。



この本を読むまで知りませんでしたが、

フィジーは過去の主観的な幸福度調査で

世界一になったことがあるんです。


肥満率も高いし経済成長も低い国で

一体何が起きて、国民の幸福度が一位なのか?


その幸せの秘訣を、

なんでも共有する”ケレケレ”の文化や

(時には赤ちゃんまでも…!!)、

大胆すぎる適当さ、何でも笑いに変える楽観主義など、現在の日本に置き換えると非常識とも言えるフィジアン特有の文化や価値観に見出し、面白エピソードとともに紹介しています。



で、この本を読んだ私たち夫婦は、

本の著者の永崎祐麻さんに

是非ともお会いしたい‼︎‼︎と思ったのです。

永崎さんはフィジーに魅せられ

家族でフィジー移住(現在12年目)、

今は現地で語学学校の校長を務めておられます。


そして、今回の旅で

なんと彼に会うことができました。 


本当に素敵な方でした。

こんなミラクルあるんだ。と思いますよね。笑


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真ん中永崎さん。写真撮影もご快諾頂きました。



少し話を巻き戻すと、

Tina Seeligの「運を良くするための少しのリスク」というTEDプレゼンで、

運を味方につけるための方法として、

コンフォートゾーンを一歩出て

小さなリスクをとることを提唱していました。



何か行動を起こそうとしたとき、

大なり小なり様々なリスク(金銭的リスク、社会的リスク、健康的リスク、感情的リスク、政治的リスク等)が伴います。

(例)好きな人に告白する

→フラれたら傷つく(感情的リスク)、鬱になる(健康的リスク)、恋敵との関係が悪化する(社会的リスク)



子供のときは恐れることなく取っている

このリスクですが大人になればなるほど

とらなくなると彼女は言います。


失敗を恐れず小さなリスクをとる行動の

積み重ねが思わぬ運を招くことがあると。



このプレゼンに背中を押され、

Facebookという最強の

コミュニケーションツールを活用し、

永崎さんにメッセージを送ってみることにしました。


もし相手にされなくても、

そりゃ突然見知らぬ人に会いましょうなんて

言われたら自分も驚くだろうし、

会ってくれたらラッキーくらいに思って。



ところがどっこい突然の連絡にも関わらず

永崎さんはとてもフランクに

「息子と週末遊びに行く予定なんだよ。

せっかくフィジー来るならどっかで会いたいね~」なんて言ってくださったりして。

もうビックリ。リスクとってみるものですね。


そんな経緯でフィジーのナンディで

永崎さんと息子さんと一緒に

プールに泳ぎに連れて行って頂きました。笑


さらにその後、現在校長を勤めている語学学校「COLORS」のボランティアコースにもお誘い頂き、どんなボランティアがあると嬉しいかローカルに聞いて回る現地調査に参加させてもらいました。


フィジー人は好奇心が旺盛で、

1人にインタビューすると

次から次へと人が集まってきて、

たちまち人だかりに。


工具店のスタッフへのインタビューでは

バックヤードの部屋まで

わざわざ案内してくれ、

この人たちうちのマネージャーだから!

インタビューしていいよ!

とノリノリなご様子で紹介してくれたり。笑


本当に人懐っこくて温かくて

こんなふうに素直に生きれたら幸せだなぁ…

と身を持って実感しました。


普通の旅行ではなかなか出来ない

貴重な経験をさせて頂きました。



永崎さんとお話しして感じたことは、

とてもシンプルに素直に

人生を歩んでおられること。 


人生100年時代、

ライフスタイルのあり方を見直し、

シンプルに"自分はこう在りたい"を

追求しておられる方でした。


おかしいと思ったことはやめてみる。

やりたいと思ったことをやってみる。


何が自分にとってベストな生き方かを考え、

"一般常識"に捉われず実践してみる。



フィジー人らしい"素直さ"みたいなところに、

フィジー人と永崎さんとの共通点を見出してました。勝手に。



また彼の子どもを持つことに対する

考え方がすごく面白くて、

「最初、養育費には2000万以上かかると言われていて子供なんて要らんと思ってたけど、子供を持った今、子供が誘拐されたとして、1億円でもあれば払うな。と。ということは、

1億円−2000=8000万円分得や!!そんだけの資産を持ってるんや!」

という。子どもの数だけ資産家になれるという

なんとも斬新な発想。笑


子どもをお金に換算するなんて倫理的にちょっと…と思われる方もいるかもしれませんが、

私はとても面白い発想だと思いました。


他にも、海外での暮らしのこと、

ご家族のこと、学校のこと、ビジョンなど色々とお話でき、すごく刺激を受けた

素敵な出会いとなりました。




永崎さんはライフハッカーで

「僕らの時代の幸福論」という記事を

つい最近まで連載されていたので、

是非読んでみてください(全6編)。




果たして今、胸を張って

自分は幸せです!と言えるでしょうか?


普段何気なく陥っている思い込みに

ハッ!とさせられます。


私たちの新婚旅行に

一味も二味もスパイスを加えてくれた

永崎さんに心より感謝して

今回の投稿を締めくくりたいと思います。



長くなりましたが、以上となります。


またかきます。


Vinaka🇫🇯